2021-Week20 授業への影響/リモートワークの罠/婚約報道/立場/政治家の厚顔ぶり/ランニング/オリンピックは撤退戦/土日変更

20210517

平日なのに隣に住んでいる家族の子供が昼間にずっと縄跳びの練習をしている。休校なのだろうか。病気で休んでいるのなら縄跳びはしないだろうから、きっと学校の事情で休みなのだろう。コロナ禍によって学校の予定が何度も突然狂わされてしまっていて、生徒への影響はきっと大きいだろうなと、縄跳びの音を聞きながら何となく想像する。

学校での授業について行けず、テストの点数が信じられない位下がった高校生の頃を思い出す。授業の内容が理解できなくなるのは、何かふとしたタイミングだった。授業を休む必要があったり、授業中に猛烈に眠くなってしまったり、宿題や予習を忘れてしまったり、何か小さく躓いた時に上手くリカバリができないと、授業について行けなくなる。内容を見失った授業に追いつくのは大変だし、分からない授業を聞くのも苦痛だ。あの時はテスト前に一夜漬けして、なんとか見栄えがする点数に取り繕って卒業するので精一杯だった。

コロナ禍ではそんな躓きが沢山あっただろうし、そこで授業を見失う生徒が続出していたとしても、助ける先生のリソースにも限界があるだろう。ワクチン接種が進んでコロナウイルスの感染者数が収束してきたとしても、学力の低下などの影響はきっと長く尾を引く。この問題が顕在化するのはもう少し先だろうけれど、「基礎的な学力が身に付いてないコロナ世代」みたいな言い方がされないような未来になって欲しい。

20210518

三ヶ月ぶりに体重を測定したら、三キロも増えていた。自身の最高体重だ。これがリモートワークの罠か!

そもそも三ヶ月前の体重もベストから三キロ多かったのだ。そこからさらに三キロ増なので、これはさすがにまずい。五キロの米袋の重さを想像して、その重さが自分の身体にまとわりついていることにゾッとする。

リモートワーク中心になってからも結構外を散歩していたつもりだったのだけれど、Apple Watchに促されて30分歩くような程度ではカロリー消費が追いつかないということなのだろう。二月から飲み始めたコレステロールを抑える薬の影響もあるかもしれない。整腸剤を飲むようになったことも影響していそうな気はする。ただ健康のためにやっていることを止めるのは違うと思うので、今の習慣に付け加えて、何か新しい工夫をするようにしたい。

久々に食事のカロリーやPFCバランスのことを考えることにした。原因が間食なのは明らかなので、ダラダラと間食しないように気をつけよう。最近は間食を充実させようと思ってパンを買ったりしていたのだ。甘いパンを。これは一番に止めるべき習慣だ……。

20210519

星野源新垣結衣が結婚! と聞いてつい喜んでしまうのは、やっぱりあのドラマに感情移入していたからだろうな。実際にドラマの登場人物のような生活を送っているわけがないにせよ、フィクションであるドラマの続きがノンフィクションで見られるというのは、なんだか夢が現実になったような気持ちにさせられてしまう。

星野源新垣結衣を選んだというのも、いかにも星野源らしい選択だなと思った。ポップへの憧れを最大限に結実させたような相手だ。

なんとなく星野源のソロよりSAKEROCKを聞きたくなったので、今日はSAKEROCKを聞く。

20210520

オリンピック出場選手は、「是非ともオリンピックを開催して欲しい」と思っているのならそう言って欲しい。もちろん戸惑っているなら、そう言えるべきだとも思う。

野球やサッカーのプロ選手は自身の活動の場が続いて欲しいと言えるだろうし、映画や音楽や演劇の関係者も活動の場が失われて欲しくないと言っている。飲食店だって百貨店の関係者だってそうだ。彼らはその彼ら自身の立場での主張がある上で、客観的に開催できるのかどうかを考えて対策をしたり、行政からの指示に従うなどで開催を諦めたりしている。このように同じ立場で苦労していることが分かっているから、お客は理解するし、ファンは支持している。

オリンピックに出場した選手へのインタビューで、本当は開催して欲しくないと思っていた、みたいな話が出たらきっと白けてしまうだろう。何のために開催を強行したんだ、と思う。侮辱とすら感じるかもしれない。皆さんのご協力のおかげでオリンピックが開催できました! ありがとうございます! ぐらいのことを宣言するつもりでやって欲しい。せめて。

20210521

LGBT新法に対する自民党の会合の内容を知ってまず思うのは、折角超党派で法案を議論してきたのに、時代遅れの認識レベルで反対してくる政治家の厚顔ぶりだ。

部を跨いだプロジェクトとして新しい取り組みの検討を実施したものの、いざ自分の部署に検討結果を持ち帰るとなにもその取り組みについて勉強していない人が自身の認識で却下してくる、といったことは民間企業でもあると思う。(専門家かどうかはさておいても)時間を割いて議論してきた人たちの意見より、自身の意見が優れていると考える。傲慢だ。これは組織の人間として建設的な検討ができるかどうかの資質が疑われる態度だと思う。専門家の意見を聞き入れて緊急事態宣言の適用範囲を柔軟に変更した、首相の態度を是非とも見習っていただきたい。

また政治家としても、なぜこういった議論が為されているのかという背景を理解していれば、時代遅れの認識レベルでの意見がまず口を突くということはないはずである。選挙で選ばれたからと言って、その議員の今後の判断が全て肯定されるわけではないということを理解して、議論の当事者の事情を理解する努力をしてほしい。なぜ「政治家に理解してもらわなければならない」と市民が一方通行に努力することになってしまうのだろうか。

啓蒙活動をしている法務局もさぞかしご立腹だろう。行政の方が専門的に活動をしているし、素人がやってる立法に権限を持たせる必要ないんじゃないのか? どうせあいつら何も責任取らないだろ? という認識になってくる。

所詮政治家は頭の固い素人だから認識の浅い発言をするのもやむを得ない、裸の王様なのだ、とみな内心思ってしまっている。だからこんな迂闊な発言をしても謝罪もせずにいられるのだ。

掘り下げていくと「三権分立選挙制度の限界」ということになってしまいそうだけど。選挙では議員を選ぶのではなく、政策を選ばせて欲しいとつくづく思う。


体重が増えたこともあって、時速十キロ維持のペースで外のランニングをしてみたら、四キロも持たなかった。とりあえず五キロぐらいなら余裕だろうと思ってコースを決めたのに、最後は息切れしながら歩いて家まで帰った。筋肉も肺も悲鳴を上げている。これは明日筋肉痛になるな。

やっぱりジムで運動したい。コロナ禍になってジムに通わなくなって一年、めっきり体力と筋力が落ちている。家でトレーニングしても、ジムほど真剣なトレーニングにはならない。

ただ大きいジムでのトレーニングを再開するのはさすがに気が引けるし、24時間ご自由にというコンセプトのジムも衛生面で安心できない。比較的安心できそうなプライベートジムは値段が高い。ジムを辞めるまでは高い月会費だと思っていたけれど、あれは妥当な価格設定だったのだと今更ながら思う。

20210522

筋肉痛が来た。これは今日はランニング無理だな。久し振りでも速く走れるなと走り始めは感じていたけれど、筋肉がついていけなかった。感覚で何となく走るのは案外危険だ。身体への負担を意識してランニングしなければならない。


何となくオリンピックはやるのだろう、という雰囲気になるのかもしれない。どこまで骨抜きにした上で開催できるかを、必死で考えているのだろう。選手団と市民を分断して実施する時点で、日本にとって日本でやるメリットなんてほぼないのだけれど、日本でやったという既成事実を残すべく努力をしている。やっているのは戦線を縮小していく撤退戦なのだけれど、撤退しているとは誰も言えないので頑張って戦っているふりをしている。仕事とは言えども、関わっている人は消耗して大変だろう。

もしオリンピックを開催してそのときは盛り上がったとしても、オリンピックが終わったらまた今の状況が続く、特にワクチン接種も進んでいない日常に戻ってしまう。あの高揚したオリンピックはなんだったのだろう、オリンピックに費やしたリソースがあれば今頃は、という話がきっと出てくる。少なくともワクチン接種の段取りについては、明らかにリソースが足りていないのだ。オリンピックが終わりスポンサーの義理もなくなったマスコミも、開催した判断を叩くことに躊躇はなくなるだろう。

また今の世界の世論からして、オリンピックを開催したとしても「日本の国力によってオリンピックが無事開催できた、素晴らしい」とはどの国も酌み取ってくれない。無理矢理開催することにしたのだな、というだけだ。客観的にはIOCと日本政府が強権的に開催したように見えるだろうし、民主的ではない判断が下されたと受け取られるだろう。

日本はまだワクチン確保の目途が立っているけれど、ワクチン接種の目途が立っていない国からすると、オリンピックの開催は先進国の傲慢であるように見える。「コロナウイルスに打ち勝った証としてのオリンピック開催」だなんて開催中に国際的な場で誰かがスピーチしてしまったら、世界の分断に繋がる可能性だってある。ミクロな点では日本での海外の選手団の素行が悪かった、といった話が出てきて外国人排斥に繋がることもあり得る。とりあえず形だけでも開催したらいい、というものでもない。

20210523

もっと筋肉痛が来た。昨日より今日の方がキツい。

買い物をするために夕方にでかけたものの、土日の営業時間を考慮していなかったおかげで空振りしてしまった。

土日は混雑が予想されるから、営業を止めたり平日より時間を短縮したりしているのだ。それならそもそもコロナ禍では土日休みに固執する必要はないのかもしれない。

ただ在宅勤務が普及しないのは「上司の監視ができない」という理由だろうから、土日に休みたい人の意向も踏まえると、在宅勤務ができないのなら土日に勤務して平日を休めばいいとは言えないのだろう。難しいな。