20210506 仕事再開/宣言とオリンピック

長い連休の後に一日出勤すると、少し安心してしまうのはなぜだろうか。仕事がある生活リズムの方が安心できるのかもしれない。仕事人間のようなので認めたくないことだけれど。休日より平日の方が、コロナ禍によるストレスを感じ辛いからかもしれないなと思う。


緊急事態宣言が伸びそうだ。恐らくはオリンピックのタイミングで感染者数の谷が来るように調整したいのだろうなと思う。オリンピックを中止できないのに、ワクチン接種率は全然上がらないというのは、今の日本が世界でどういった立ち位置にあるのか、ということが如実に表されている結果だ。

オリンピックが開催できたとしても、多くの国民には達成感は生まれないだろうし、あのオリンピックを開催する金で何ができたか? を考える日々を過ごすことになるのだろう。去年の段階で無観客を決定して種目を減らすなど、コンパクトな大会に舵を切ることができたら、もう少し状況は違ったのかもしれない。

オリンピックの管理側がアスリートのための大会であることを表明することで、国民の怒りがアスリートに向かってしまっているのも、アスリートにとっては気の毒だと思う。管理する人間が矢面に立たず責任を回避するから、国民同士で争い合うことになるのだ。