20210512 救急車のサイレン/タイムリー

緊急事態宣言が延長になった。ただ今日からは業種によっては少しずつ要請が緩くなっていたりしているので、延長というよりは次の緊急事態宣言フェーズに入ったように感じる。感染者数は減っているけれど、今感染しても自宅療養になってしまうことを想像すると、一人暮らしの身としては安心できる状況ではない。

このゴールデンウィークの頃から、駅前に向かっていると、サイレンを鳴らしながら走っている救急車を必ずといっていいほど見かけるようになった。容体が悪化したコロナウイルスの感染者を搬送しているのだろうか……と想像して心配になるし、いま目の前で緊急事態が起きているのかもしれないと身が引き締まる。いよいよここまで来たのだな。


駅前の本屋の休業状況が変わらなかったので、いよいよ本をどう手に入れるかを考えなければならない。空いている本屋はあるけれども、そこに置かれていない本が欲しいのだ。きっといま休業しているあの本屋なら店頭に揃えていただろうに。

イムリーに何かを欲しがってしまう気持ちは、不急ではないけれども不要だ。ただタイムリーに何かを手に入れることは、今すっかり少なくなってしまった「世の中と繋がることができる行為」の一つなので、なかなか止められないのだろうなと思う。